沖縄ではエンダーとネイティブ風に呼ぶ人も多いA&W。
実はマクドナルドよりも早く日本進出をしていて、沖縄県外にも店舗がありました。が、マクドナルドのように日本人に合わせてローカライズをしなかったため、現在は沖縄県内のみの店舗になっています。
現在も本場アメリカ並のボリューム満点なハンバーガーを提供しています。
A&Wといえば…
沖縄では目にする機会が多いA&W。
それもそのはず、2016年5月現在28店舗が営業中です。
エンダーことA&Wといえばコレ、ルートビアです。
ルートビアとはなんぞや?と思われるかもしれません。
A&Wの原点
ルートビアは1919年にロイ・アレンという薬剤師が、病床の友人のために薬草や樹木の根(ルート)などを原料につくったオリジナルドリンクに由来しています。
このルートビアを販売するために立ち上げたのがA&Wで、その後にルートビアのサイドメニューとしてハンバーガーやポテトといったメニューが追加された、いわばメインメニューです。
ルートビアはメーカーごとに原料は若干違いますが、A&Wではカンゾウ、スターフルーツ、カバの木のエキスなどが原料として使われています。
アメリカでは比較的ポピュラーな飲み物ですが、日本では沖縄以外ではあまり飲む機会もありません。
薬草などの独特の風味のため、好き嫌いがハッキリと別れるルートビア。
例えることが難しい唯一無二なドリンクですが、あえて似ているものを探すとするとドクターペッパーあたりでしょうか。
「飲むサロンパス」などと揶揄されることあるぐらいなので、強烈な個性を持ったドリンクです。
看板ドリンクが飲み放題な理由
好みの分かれるドリンクですが、A&Wはずっとマグで生のルートビアが飲み放題で提供されています。
それどころか働く店員ですら飲み放題というお大尽振り。
飲み放題にして採算は合うのか気になるところですが、実際に飲んでみると結構な強炭酸飲料なので、いくらでも飲めるというものでもなさそうです。
またおかわりをすることで長時間店内に居ることで、追加注文も取れて良いのだそうです。
客回転率を考えない、おおらかな発想ですね。
沖縄県外で飲むためには?
県外で飲める機会が少ないルートビアですが、最近では通販はもちろん、沖縄アンテナショップやプラザ(旧ソニープラザ)などでは缶で置かれるようになりました。
たまに買って飲んでいますが、いまだファンを増やすことはできていませんw
またルートビアと並んでルートビアバニラ味というものがあるのですが、ただでさえ甘いルートビアに輪をかけて甘く、さすがにこちらは飲み切れませんでした。
甘党であればイケるのかもしれませんが。
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