南城市の世界文化遺産 斎場御嶽(せーふぁうたき)は沖縄でも特別なパワースポット

那覇からおよそ30分南下した場所にある、世界文化遺産の斎場御嶽

近年、観光地として人気の場所となっていますが、沖縄で御嶽(うたき)といえば聖なる空間を意味します。

とりわけ、古くから伝わる神話に登場する御嶽の中でも、斎場御嶽は別格とされ、最も格の高い聖地とされている場所です。

その歴史を調べることなく、訪れるには敷居が高い場所なので未だ訪れたことはないのですが、いつか訪れる時のために記録することしました。

男子禁制の神聖な霊域

元来、斎場御嶽とは琉球王朝の祭祀を取り仕切る「ノロ」と呼ばれる女性集団が、祈りを捧げてきた男子禁制の場所であったそうです。

その厳格さは、たとえ国王といえども入口から奥には立ち入ることができないほど徹底されていました。

国王が入る際は女装をしていたという文献もあるようです。

言うまでもなく国王は最高権力者のはずですが、それでも斎場御嶽のルールは厳重に守られていたようです。

時の為政者は、そうした目に見えないものを軽んじることなく、畏敬の念を持っていたと方が多いと言われていますが、琉球国王もそうだったようです。

神の島ともいわれる久高島が一望でき、実際に重要な儀式の際には、久高島から砂が運ばれ敷き詰められるほどの徹底ぶりだったようです。

2000年に世界遺産に登録されて以来、誰もが入ることができますが、賽銭を置かないで」との注意書きがあります。

神様には俗世間で使われているお金というものは、必要がないと考えられているのでしょうか。

元々は立ち入りできる場所ではなかった

ほんの数十年前までは、あまりにも神聖すぎる場所として認識されていたので、ユタでなければ女性でも行かない方がよいとされていたそうです。

御嶽を含め、パワースポットと呼ばれる場所は地元の方以外は立ち入ることは出来なかったそうです。

子どもたちは当たり前のように、親や周囲の人に絶対に行くなと注意される場所が存在。

もし仮に行くことがあっても、昔から続く厳格なルールがあり、ユタなどの特別な人を伴う場所とされていたようです。

こうした歴史的な経緯をふまえ、訪問の際は霊域であることを忘れずに、十分な敬意を持って拝見したいと強く思いました。

案内ガイドでさらに詳しい斎場御嶽の話を

開放されているとはいえ、観光地のように整備されるような場所ではないので、サンダルやヒールでの入域は控えたいところ。

ここで記載した斎場御嶽にまつわる話は、案内ガイドの方と同行することで、さらに詳しく聞くことができます。

土日祝限定で、9:30発、10:30発、11:30発、12:30発、13:30発、14:00発、14:30発、15:30発、16:00発で50分程度の案内になるようです。

訪問時は可能な限り時間を合わせて参加したいところです。

以前は斎場御嶽の近くにあった駐車場ですが、現在は徒歩10分ほどかかる場所にあるようなので、その時間も含めて余裕を持って移動したいところです。

斎場御嶽

  • 住所:沖縄県南城市知念字久手堅
  • 安息日:旧暦の5月1日〜3日、10月1日〜3日
  • TEL:098-949-1899

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