吉田類さんが酒場放浪記で訪れた、日本最西端の与那国島にあるビアガーデン国境。
ビアガーデンといっても屋上にあるわけではなく、3階建ての建物の3階にあります。
エレベーターで3階まで上がるのですが、実は島内に1機しかない貴重なエレベーターでありました。
島に居酒屋文化を定着させた店
酒場放浪記の番組内で紹介されましたが、家飲みが主流だった与那国島に居酒屋文化を定着させたというビヤガーデン国境。
その初代から引き継いだ二代目夫婦が切り盛りする店は、与那国沖で捕れるカジキや島の山菜料理が人気です。
カジキは1年中捕れるわけではないので、カジキがない場合は揚げ物はシイラで代用されることもあるようです。
ビヤガーデンという店名ながら、与那国島産の泡盛はもちろん、用意されている種類が豊富です。
数ある中から、与那国島産の舞富名という泡盛を注文した吉田さん。ですが、昼間に立ち寄った崎元酒造所で作られものではなく、入波平酒造というところで作られたものでした…
アクセントにパワーベジタブル
料理のアクセントに使われているのが、与那国島に自生する長命草と呼ばれるセリ科の植物。
苦味があるものの、栄養豊富でパワーベジタブルと呼ばれています。
中でもポリフェノールが同じ苦味野菜のゴーヤの8倍もあるということで、美を追求する女性の間で注目されている食材です。
資生堂さんがその効用に注目し、青汁やタブレットとして商品化してくれたおかげで、居ながらにして手軽に採れるようになりました。
吉田さんは〆に長命草入り油みそおにぎりを注文していましたが、他にも島豆腐の上に味噌和えにしてトッピングされたりと、アクセント食材として使われています。
島産の和牛ステーキ
与那国島では昔からパクチーが栽培され、料理に使われてきたそうです。
吉田さんは大好物だという島らっきょの塩もみに舌鼓。小ぶりながらエシャロットのような食感がたまらない一品です。
その後、店主の同級生が飼育しているという、どなん和牛ステーキを食べていましたが、肉質が柔らかそうで見るからに美味しそうでした。
人気のお店なので予約した上で訪れるべきお店ですが、タクシーが少ない与那国島ではあらかじめ徒歩で行ける宿も一考の余地がありそうです。
ビヤガーデン国境まで徒歩で行ける宿一覧
◆与那国ゲストハウスFiesta(フィエスタ)…徒歩7分
http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/139769/139769.html
◆旅の館 阿檀…徒歩7分
http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/68146/68146.html
◆アイランドホテル与那国…徒歩15分
http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/68552/68552.html
ビヤガーデン国境 アクセス情報
- 住所: 沖縄県八重山郡与那国町与那国22-4
- 定休日:木曜日
- 営業時間:11:30~13:30、18:00~23:00
- TEL:0980-87-3255
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