那覇市内から国道58号線を北上すること約30分、伊佐浜交差点すぐ近くにあるタコス専門店メキシコ
タコス専門店ということで、料理はタコス1品のみ。
以前は21時まで営業していたようですが、現在は職人さんが1枚ずつ手づくりするトルティーヤの生産が追いつかないようで18時で営業終了となっています。
何人前?
メキシコは入口の横に5台分の駐車場があり、入口脇に注意書きも立っているので迷うことはないと思います。
入店しテーブルに案内されるやいなや「何人前にしますか?」と店員さんに聞かれます。
そう、こちらではタコス以外のメニューはないので、1人前4ピースを何人前注文するか、以外の作法は存在しません。
タコス専門店メキシコ pic.twitter.com/As4kFrdas0
— tripokinawa (@tripokinawa1) 2018年10月27日
1ピースの大きさは成人男性の手のひらサイズなので、2人前くらいであればあっという間にイケてしまいます。
一応、店内の黒板にはドリンクメニューも掲げられているものの、自分で冷蔵庫から取って栓を抜いていただくセルフスタイル。
タコス専門店メキシコ、メニューはタコスonly pic.twitter.com/ADiOd75jtM
— tripokinawa (@tripokinawa1) 2018年10月27日
ゆえに、店員さんには何人前頼むか、だけが必要になってきます。
ちなみに常連さんは店に入るなり、無言のまま指を2本、3本と立てて、2人前、3人前が運ばれてきます。
もちもちシェル
注文してほどなく提供されるタコスは、ジューシーなひき肉とシャキシャキの千切りレタス、トマト、チーズを持ち上げても形が崩れない、こんがりモチモチのトルティーヤに挟んだだけのシンプルスタイル。
それに別添えのトマト感たっぷりのピリ辛サルサソースを小さじで垂らします。
1人前4個ですが、何個食べても食べ飽きない味、常連さんが多いのも納得です。
車でなければ、タコスとの相性抜群の冷えたコロナビールでメキシコ感全開といきたいところです。
タコスは持ち帰りもできますが、できたて熱々のうまさにはかなわないので、可能であれば店内で食べるのがオススメです。
歴史を感じられる場所
初代店主の儀武息次(ぎぶそくじ)さんが独学でタコスの調理法を確立し、店をオープンさせたのは返還直後のことだそうです。
お店ではいつも三線を弾き、お客さんと唄い語らうのが日常だったそうです。
2011年に息次さんが亡くなったあとは、店の奥に愛用の三線とともに置かれたアクリルケースに、お客さんと一緒に写した写真が収められています。
今も昔の息吹きを感じられるのは、そうしたアイテムのおかげなのかもしれません。
タコス専門店メキシコ
- 住所:沖縄県宜野湾市伊佐3-1-3
- 定休日:火曜日、水曜日
- 営業時間:10:30~18:00
- TEL:098-897-1663
コメント