今年の4月に「島ぜんぶでおーきな祭」(第8回沖縄国際映画祭)でプレミア上映された、ガレッジセールのゴリさん主演の「沖縄を変えた男」が10月8日(土)よりスターシアターズ系で上映されます。
ゴリさん主演「沖縄を変えた男」を先行上映 10月8日一般公開 https://t.co/8XhBS7fdiN #okinawa #沖縄
— 沖縄タイムス (@theokinawatimes) 2016年9月25日
スターシアターズとは、沖縄県内の5つのシネマコンプレックスで、そのうち4つのシネコンで上映予定です。
上映劇場一覧
■シネマQ
沖縄県那覇市おもろまち4-4-9 サンエー那覇メインプレイス2F
TEL:098-951-0011
■シネマライカム
沖縄県中頭郡北中城村アワセ土地区画整理事業区域内4街区(イオンモール沖縄ライカム4F)
TEL:098-923-5931
■ミハマ7プレックス
沖縄県中頭郡北谷町美浜8-7
TEL:098-936-7600
■サザンプレックス
沖縄県島尻郡南風原町宮城371-1
TEL:098-835-6600
残念ながら、現在のところ沖縄県内でしか観られないようです。話題になって沖縄県外での上映も、なんて話になるよう期待しています。
沖縄を変えた男の原作本
沖縄を変えた男には原作本があります。映画の公開を目前に控え、沖縄の書店では好調な売れ行きを見せているそうです。
沖縄を変えた男 栽弘義――高校野球に捧げた生涯 (集英社文庫) 文庫
松永 多佳倫(著)
琉球大学卒業の著者が、1990、91年と沖縄水産高校を甲子園準優勝へと導いた栽弘義監督を丹念に調査。
常識を覆す独自の練習法と、暴力さえ辞さない過酷な指導で、沖縄野球を全国レベルに押し上げた経緯を記しています。
大酒飲みで女好き、豪放磊落ゆえに敵も多かったという栽監督。それでも誇りとアイデンティティーを失わないために、生涯を野球に捧げたノンフィクション。
映画のモデルとなった栽弘義監督とは
栽監督が全国で知られるようになったのは、おそらく豊見城高校を率いて甲子園に出場をするようになってからだと思います。
現在のように一都道府県から必ず一校以上全国大会に出場できるわけではなかったので、沖縄県の高校が甲子園に出るというだけで話題になっていた頃でした。
豊見城高校では最高成績がベスト16止まりだったものの、その後に赴任した沖縄水産高校では、全国準優勝2回という指導者として輝かしい成績を残したのが印象的でした。
現在もヤクルトスワローズで活躍する、カミソリシュートの新垣渚投手などを育てた名伯楽ですね。
映画に出演する沖縄拠点の芸人たち
映画に出演するのは、栽監督を演じるガレッジセールのゴリさんをはじめ、相方の川田さんの他、沖縄で活動中のお笑い芸人が多数。
沖縄を変えた男見たいーー💗💗予告みてー、めっちゃー良さそうだしし!!
感動しそうう😂#沖縄を変えた男#野球 pic.twitter.com/Yy1BiQQdau
— Amira ⚾️野球垢⚾️ (@ball4972) 2016年9月16日
ですが、極めてシリアスなドキュメンタリーになっているようで、ほとんど笑いの要素は無いようです。
その他のキャストとして、田中永一さん、山城智二さん、川満彩杏さん、ベンビーさん、新本奨さん、比嘉憲吾さんなどが出演。
ストーリー解説を見る限り、スクールウォーズの高校野球版といった印象を受けました。
また沖縄県内の名だたる企業が協力をしているようで、さながらオール沖縄制作の映画といったところでしょうか。沖縄の野球熱が伝わってくるようです。
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