沖縄で夏の定番スイーツ「ぜんざい」が食べられる名店3選

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「ぜんざい」といえば、頭に思い浮かぶのは煮込まれた小豆にお餅が入った、熱々のお椀。

ですが、沖縄でぜんざいを注文すれば、冷たいかき氷が運ばれてきます。

一説によれば、昭和の中頃までは「冷やしぜんざい」と表記されていたようですが、いつのまにか「冷やし」をつけなくなるのが一般的になったそうです。

器の底には甘く煮た金時豆がスタンダードで、シロップがをかけなくても氷と合わせるだけで、程よい甘さになります。

新垣ぜんざい屋

60年前の創業時から、薪を使って8時間じっくりと金時豆を炊く手間のかかる仕事を続ける老舗。

美ら海水族館に近く、 山原そばきしもと食堂 といった人気店も付近にはあります。

長時間煮込んだ豆は煮崩れすることなく、トロリとした豆の煮汁が氷に染み込んで絶妙の味わいを奏でます。

メニューは氷ぜんざい1つのみという潔さですが、なぜか券売機でチケットを購入するシステム。

店内と持ち帰り、それぞれ1〜20人前用の券売機でした…

夏期のピーク時には30分待ちもざらなので、時間には余裕を持って伺った方が良いですね。

新垣ぜんざい屋 アクセス情報

  • あらがきぜんざいや
  • 住所:沖縄県国頭郡本部町渡久地11-2
  • 定休日:月曜日(祝日の場合は翌日、臨時休業あり)
  • 営業時間:12:00~18:00
  • TEL:0980-47-4731

鶴亀堂ぜんざい

読谷村にある世界遺産の座喜味城跡前にある、鶴亀堂ぜんざい。

ミネラル水を使ったパウダースノーのようなやわらかな氷に、6時間以上煮込み旨味と甘さのバランスが取れた金時豆。

見た目にも美しく、ぜいざい好きのご主人のこだわりが随所に見られます。

人気の紅芋黒糖ぜんざいは、かき氷の上に紅芋パウダーが振られ、紅芋アイス、黒糖と地元読谷村産の食材がたっぷり載っています。

座喜味城跡を見学した後に、ゆっくりと味わいたいぜんざいです。

鶴亀堂ぜんざい アクセス情報

  • つるかめどうぜんざい
  • 住所:沖縄県中頭郡読谷村座喜味248-1
  • 定休日:水曜日
  • 営業時間:10:00~19:00
  • TEL:098-958-1353

千日

高さ25cmの氷の山は、強烈な存在感を放ちつつもキメ細かくふわふわしていて、口に入れた瞬間に溶けてなくなってしまう繊細さ。

最近、沖縄県外でも淡雪のようなかき氷を提供するお店が増えていますが、千日は半額程度で食べられる安さも魅力です。

常連さんも多く、夏ともなれば老若男女、多くのお客さんで賑わう店内。

人気のミルク金時は、たっぷりかけられた練乳と器の底にあるトロッとした金時豆のハーモニーがとても良いです。

とにかくボリュームがすごいので、食後のデザートとして頂くなら、2人でシェアしても十分満足できると思います。

千日 アクセス情報

  • せんにち
  • 住所:沖縄県那覇市久米1-7-14
  • 定休日:月曜日
  • 営業時間:11:30~20:00 (冬期~19:00)
  • TEL:098-868-5387

コメント

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