今度美ら海水族館に行く時は、備瀬の古民家ちゃんや〜に宿泊したいので覚え書き

泊まる

これまで3度、美ら海水族館に行ったことがあるのですが、那覇市内から美ら海、また那覇市内や読谷村あたりに戻って宿泊していたので、次回訪れる際は近辺で宿泊しようと思い、宿泊施設をリサーチ。

偶然とはいえ、是非とも訪れてみたい琉球古民家に泊まれる ちゃんや〜 と巡り合うことができました。



出典:ちゃんや〜オフィシャルHP

オーナーの喜屋武信(きやんまこと)さんが、祖父母が住んでいた家を改装して2006年に開業した、今盛り上がりを見せている簡易宿所の先駆者的な存在。

今もウークイ(旧暦の盆の最終日に先祖の霊を送る儀式)には親戚みなが集まる、実際に活きている古民家です。

美ら海からタイムスリップ

本部半島を北上して美ら海水族館の先にある、瑞々しいフクギの緑に包まれた、およそ1kmにおよぶ備瀬フクギ並木通り。

沖縄が北限の常緑樹は、塩に強いので海岸近くでも碧々と育ち、防風林や生け垣などに使われることで、沖縄の暮らしに根付いてきました。

その白砂の備瀬フクギ並木通りが終わる頃に、琉球古民家の宿「ちゃんや〜」があります。

綺麗に整備された海洋博公園周辺の道路から一転、昔ながらの赤瓦の屋根のお店が点在している風景は、是非とも体験したい気分にさせてくれます。

画一的な大規模開発をすることなく、古きものを直しながら残していくという、ある意味すごく沖縄らしい場所だと想像しています。

オーナーの喜屋武さんは、宿という観光の現場フックにして、いかに故郷を盛り上げていくか、どう風情を伝え残していくのか、地元の人と共に考えながら時には旅人に意見を聞き努力を積み重ねているとのこと。

こうしたエピソードを目の当たりにするだけでも、自分の目で確かめてみたくなります。

宿泊は食事付きで

ちゃんや~では素泊まりもできるようですが、色々な口コミを見るにつけ、離れのお食事処ちゃんや~で食事が頂ける、1泊2食プランに断然心ひかれます。

場所柄、日帰りの観光客の方は少ないようですが、近隣のホテルから訪れる方もいるようです。

完全予約制の食事処での夕食は、やんばる島豚あぐーのしゃぶしゃぶや、陶板焼きコースのほか、もとぶ牛の登板焼コースが用意されています。



出典:ちゃんや〜オフィシャルHP

実際に訪問する際は、また頭を悩ますことになりそうですが、現時点では一番人気だというあぐー豚しゃぶしゃぶコースかな〜と妄想。

まぁ3連泊すればすべて味わえるんですけどね・・・

朝食はチャンプルー料理にあぐーハンバーグ、近海魚等が日替わりで味わえるとのこと。



出典:ちゃんや〜オフィシャルHP

農家から直接仕入れた旬の素材を使った料理というだけで、素泊まりはありえないと思ってしまいます。

景観を維持するための努力が

沖縄の素朴で美しい古民家は、バス・トイレともにすべて清潔で、古民家宿泊の初心者でも安心できるようです。

玄関はないので、軒先で靴を脱いで、開け放たれた縁側のどこから上がることが可能。

オーナーのブログを拝見すると、tripadviserから2018年エクセレンス認証を受けたことが報告されていました。

古民家宿泊所という枠を超えて、素晴らしい癒やしを提供されていることが想像に難くありません。

夜は泡盛を飲んで早めに休み、早朝フクギ並木道を散歩したらさぞかし気持ちが良いことでしょう。

なんでも、備瀬に住む人々が毎朝並木道を掃除されているとのこと。

何かの見返りを求めるわけでなく、そのままの美しさを保ちたいという一心からだそうです。。

きっと、当たり前の日常の行動の尊さを教えてくれる場所に違いないと勝手に思っています。

ちゃんや〜

  • 住所:沖縄県国頭郡本部町備瀬624
  • 営業時間:11:00~18:00
  • 定休日:月曜日
  • TEL:090-6862-4712

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