ギネスが認めた!国道58号線を交通規制しておこなわれる那覇大綱挽まつり

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ギネス認定された総重量43トン、全長200mの巨大な綱でおこなわれる那覇大綱挽が、今年も国道58号線で10月7日に開催されます。

那覇大綱挽まつりの一環として開催されますが、東西に分かれて綱を引き合う姿には、米軍兵と思しき方々をはじめとして外国人の姿も多く見受けられます。

那覇大綱挽まつりスケジュール

那覇大綱挽まつりは、毎年10月に3つの会場で開催される大規模なイベントです。

48回目となる今年のイベントスケジュールは以下が予定されています。

・国際通り
10月6日(土)市民園芸・民族伝統芸能パレード

・国道58号線/久茂地交差点
10月7日(日)那覇大綱挽・大綱挽行列

・奥武山総合運動公園
10月6日(土)~10月8日(月・祝)RBC市民フェスティバル&オリオンビアパラダイス

那覇大綱挽とは?

那覇以外でも行われる大綱引きですが、もともとは年の吉兆を占うための伝統行事といわれています。

今年で48回目の開催ですが、1600年代から原型となる綱引きが行われていて、太平洋戦争を機にその風習は一旦途絶えていました。

しかし沖縄返還後の1971年に現在に近い形で復活、そこからカウントしての第48回ということになります。

沖縄の大動脈、国道58号線の久茂地交差点で行われる那覇大綱挽、交通規制をして全車線を使って行われるので、レンタカーで移動する場合は注意が必要ですね。

・交通規制時間 14:30〜19:00

普段は中央分離帯があるのですが、綱引きを行うために取り外してしまいます。

聞いたことがありませんが、中央分離帯が取り外し可能なんて、行政と市民生活がうまく融合しているということなんでしょう。

那覇大綱挽が始まる

11:30になると国際通りを伝統衣装に身を包んだ旗頭行列が出発します。

旗頭とは各村のシンボルで、旗頭の文字はそれぞれの村興しテーマの意味が込められています。

およそ3時間かけて旗頭が久茂地交差点に到着し、那覇大綱挽がスタートします。

ですが、すぐに綱引きが始まるわけではなく、那覇市長の挨拶があり、空手の演武など初めて見たのは沖縄で見ていたテレビ中継だったのですが、地元の放送局ではいちいち段取りを解説することもなく、淡々と進行していきます。

正直、段取りが分からなかった初見時は、何が行われているのかまったく分かりませんでした(笑)

その後、東西の綱の上に武将らしき人が登場し綱引きが始まるかと思いきや、また何かはじまります。

現場では30万人近い観衆がいるので確認できなかったと思いますが、幸いテレビ中継を見ていたので見ることができました。

実は大綱は1本ではなく、東と西、それぞれ別個の綱なので、それを結合する儀式が行われてから綱引きが始まります。

誰でも引くことができるようですが、実際には大柄な男衆にはじき出されてしまい、雌雄が決する頃には大男ばかりが目立っています。

那覇大綱挽が終わると

綱挽きが終わると、今まで引かれていた綱を切り分けてくれるので、持ち帰ることができます。

沖縄では縁起物として持ち帰る人が多く、一年間家に飾り家内安全を願うそうです。

こうして毎年作られる綱を無駄にすることなく、想い出とともに持ち帰り大事にするんですね。

第48回 那覇大綱挽まつり

  • 開催場所:国際通り、国道58号線/久茂地交差点、奥武山総合運動公園
  • 開催日:2018年10月6日(土)〜8日(月・祝)
  • TEL:098-866-4858

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