那覇壺屋の琉球料理ぬちがふぅは、伝統の●●が味わえるオーガニックカフェ

食べる

以前、うちなー茶屋ぶくぶくというお店が国際通り近くのヤチムン(焼き物)通りで営業していましたが、現在はオーガニック料理を提供する琉球料理ぬちがふぅ(命果報)として新装オープンしています。

命果報とは命が長らえる幸せという意味だそうです。

店内の雰囲気はそのままに、国の重要文化財の新垣住宅東ヌ窯を眺めながらゆったりと料理が味わえます。

お得なランチ定食

那覇市内だというのに、静寂に包まれた住宅街のお店は、沖縄の原風景とも言えそうな古民家を改装したもの。

調べてみると、この建物はもともとは沖縄初のラジオ局だったそうです。

つい最近までランチ営業のみだったので、丁寧につくられた沖縄の定番郷土料理が並ぶぬちがふぅ御膳などがお店のメインでした。

ゴーヤチャンプルーに季節野菜の天ぷら、キビまる豚のソーキと三枚肉の煮付け、黒米入りの沖縄県産米に小鉢など伝統食がたっぷりと味わえます。

ほかにも、沖縄すば(そば)御膳やソーキすばセットなどがありますが、個人的にはゆし豆富すばセットがオススメです。

国産大豆のゆし豆腐そばは身体にやさしい味付けで、(個人的には)二日酔いの翌日に最適で、キビまる豚のソーキと三枚肉の煮付けも付いているのでボリュームもまったく問題なし。

ランチタイムは11時〜14時まで、14時〜17時まではティータイムとなりますので、ランチ目的の場合はあまり遅くならないようにご注意ください。

ティータイムにはぶくぶく茶

14時からのティータイムでは、極上の時間を過ごしてほしいという想いで琉球アフタヌーンティーセットが開発されたそうです。

沖縄らしい3種のお茶菓子に、沖縄食材を惜しみなく取り入れた6種のアフタヌーンティープレート、2種の季節のデザートと盛りだくさん。

約15種類から選べるフリードリンクのほか、ウェルカムティーとして沖縄伝統のぶくぶく茶が味わえます。

ぶくぶく茶とは、琉球王国の時代からお祝いごとの際に飲まれていたもので、玄米の上に白米とさんぴん茶でつくられた泡を乗せた飲み物ですが、琉球の歴史を感じさせてくれる一杯です。

ディナー営業が再開!

これまでランチとティータイム営業のみだった琉球料理ぬちがふぅですが、9月21日からディナー営業が再開されました。

メニューは5000円のおまかせとなる、命果報コースのみで、完全予約制のため前日までに予約を完了する必要があります。

前菜から甘味まで、沖縄郷土料理をベースにした創作琉球料理を心ゆくまで堪能できるコース料理とのことなので、オリオンビールや泡盛を嗜みながらゆったりと楽しみたいところです。

琉球料理ぬちがふぅ

  • 住所:沖縄県那覇市壺屋1-28-3
  • 定休日:月曜日、旧盆、年末年始
  • 営業時間:11:00〜22:00(20:00最終入店)
  • TEL:098-861-2952

コメント