終電というトリガーがない沖縄では、夜が更けるほどに盛り上がりを見せ、気がついたらついつい夜更かしをしてしまったなんてことも全然珍しくありません。
夜更かしの代償として、朝食がないがしろにされるのは良くあることです。
そのためでしょうか、沖縄のホテル朝食は軽食かバイキングが多い印象があります。
そんな話を沖縄好きの友人にしていたところ、沖縄第一ホテルの朝食を紹介されました。
なんでも栄養士と相談して50品目も提供するのに585Kcalに抑えているヘルシー朝食。タニタ食堂の低カロリーランチよりも、はるか前から提供されていたんですね〜。
沖縄第一ホテルとは
以前は安里にあった沖縄第一ホテルは、2011年3月に現在の国際通り近くへと移転しました。母娘2人で運営しているそうなので、ホテルといっても客室は5室のみ。
リゾートホテル的なサービスというよりは、ペンションや民宿に近い家庭的なおもてなしサービスです。
そんな小さなホテルですが、予約が取れれば宿泊客以外でも朝食を食べることができます。
ロビーには沖縄の染織物や陶器、ガラス作品といった沖縄ならではの工芸品が飾られています。
芥川賞作家の大江健三郎先生も常宿にしているそうです。国際通りに近いのに、静寂に包まれた異空間ホテルの一室で筆も進むんでしょうか。
沖縄第一ホテルの薬膳朝食
沖縄の伝統食文化にこだわる女将が考案した薬膳朝食。旬の野菜や素材にこだわり、化学調味料や白砂糖を一切使わないこだわりよう。
時間が8時、9時、10時にそれぞれ3組限定なので、ハイシーズンは早めの予約が必至です。
宿泊棟と食事棟が別になっている沖縄第一ホテル、朝食はコース仕立てで50品目という最高に贅沢な朝食が3,000円+税で頂けます。
メニューは、ウコンと紅芋の自家製パンに島にんじんサラダ、パパイヤイリチー(炒め物)、長命草の和え物、ニガナの白和え、生もずく、ヘチマと酢大豆、田芋の甘煮、薬草茶などなど。
50品目もあったらカロリーも心配ですが、600キロカロリー以下とい低カロリーなうえに、お昼にはしっかりとお腹が空く消化の良さも薬膳料理ならではでしょうか。
朝食を予約する際の注意事項
この記事を書いている2016年5月時点で、沖縄第一ホテルの公式HPは無いようです。
そのため朝食の予約は電話のみとなっていますので、ご注意ください。
また沖縄第一ホテルで検索すると、「東京第一ホテルオキナワ」が検索結果で出てきますが、こちらは別のホテルですので念のため。
沖縄第一ホテル
- 住所:沖縄県那覇市牧志1-1-12
- 朝食営業時間:8:00〜11:00
- 定休日:年中無休
- 電話番号:098-867-3116
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