南風原町の可否館(こーひーかん)で飲む、やちむんに注がれた極上珈琲

食べる

沖縄県公文書館の近くにある、コンクリート住宅の1階にある可否館(こーひーかん)

こだわりの沖縄やちむんで味わう絶品珈琲は、焙煎室で煎りたての鮮度抜群の珈琲豆を使用されています。

じっくりと焙煎された珈琲豆は、ひたすら深く美味さに溢れています。

年季ものの調度品に囲まれて

以前は那覇・久茂地で営業していたそうですが、2001年に現在の南風原に移転されたそうです。

久茂地という繁華街で営業していた頃から、良い器でコーヒーを飲んでもらいたいと考えていたところ、マスターの姉が店主である、国際通りの久高民藝店が壺屋の窯に頼み、オリジナルの陶器を贈ってくれたとのこと。

当時の食器類が現在の店でも使われていて、店内の壁にもやちむんが飾られています。

そのほかにも琉球ガラスやお椀、カップなどすべてが民藝品ということで、閑静な住宅街にあるお店の雰囲気に実にマッチしています。

木のテーブルや椅子、店の看板もオリジナルの民藝調デザインとなっており、そのこだわりには一部の隙もありません。

のれんの文字は、染織家の柚木沙弥郎氏が書いたそうですが、基本写真はNGということですので掲載することができないのが残念です。

ランチセットとコーヒーの組み合わせが抜群

可否館ではランチセットが用意されていて、ホットサンドにゆし豆腐、サラダ、甘味がついています。

ホットサンドの中味は卵、かぼちゃ、チーズ、シーチキンがサクサクに焼かれたパンに挟まれています。

トーストされたパンとコーヒーの組み合わせは、いうまでもなく極上。

食事してすぎに立ち去るのはとてももったいないと思うので、時間がある時にゆったりと過ごしたいカフェですね。

可否館は最寄り駅となる、ゆいレールの首里駅からでも徒歩で30分ほどかかる場所にあるので、車での訪問がおすすめです。

お店の入口付近には駐車場が用意されています。

可否館

  • こーひーかん
  • 住所:沖縄県島尻郡南風原町字新川48-7
  • 営業時間:12:00~18:00頃(水〜金19:00頃)
  • 定休日:火曜日
  • TEL:098-882-7856

コメント