国際通りの一人飯に首里天楼のランチは最適解だった気がする件

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沖縄での仕事を終え、帰京する前におみやげを探すために定番の国際通りをうろついていた時のこと。

宿泊はほとんど素泊まりにしていて、この日も朝食を取らずにチェックアウト→散策をしていたため、11時過ぎには空腹に耐えかねてお店を探していました。

物産展が多い国際通りですが、もちろん飲食店も多く店選びには困ることはありません。

が、同じくおみやげを物色する修学旅行生が怒涛のように押し寄せていたこの日、お店選びを間違えると孤食のわびしさが倍増されてしまう・・・

そんな懸念(妄想w)を抱きつつ、国際通りに面していながらも修学旅行生にとっては敷居の高そうな琉球料理 首里天楼に入店することにしました。

琉球王朝時代をモチーフにした瀟洒な店内へ

開店直後ということもあり、まだほかのお客さんはおらず、対面式の掘りごたつテーブルに案内されました。


琉球王朝時代と思しき、名だたる(かどうかは分かりませんが)方々の肖像画が飾られていました。

思いの外、凝った内装の店内に、一瞬選択を誤ったかも(高そう・・・)と思いましたが、良く考えてみれば店先でメニューと値段を確認してから入店したので、そんなワケはなく。

ランチメニューは、御膳と定食が用意されていますが、ひとり飯なので御膳なんて贅沢、定食メニューから選ぶことに。

前夜に飲みすぎたこと、この旅程最後の沖縄での食事ということもあり、沖縄そばの中からチョイスすることに。

  • 沖縄そば定食
  • 軟骨ソーキそば定食
  • 野菜そば定食
  • タコライス&沖縄そば定食

から選ぶことにしましたが、実は野菜そばかゆし豆腐そばがあるとほとんど条件反射的に頼んでしまうので、この日も野菜そば定食をお願いすることに。

ランチの定食はお得感がありました

ほどなくして運ばれてきた定食は、野菜そばのほか、ジューシー、もずく、甘味が配置。


そばの出汁は澄んでいてあっさりした味わいながら、平打ちの麺によく絡んでいきます。

そばに乗せられた炒め野菜は、少し油分が多く感じられましたが、くどいという感じでもなく。

この辺りは日本のラーメンというよりは、中国の麺料理といった感の方が強い気がします。

ジューシーも二日酔いの体にはけっこうもたれる感じでしたが、こちらは豚肉のうま味が溢れ出ているということだと思います。

甘さ控えめのデザートがついているので、最後にすべてが帳消しになるほど口の中がさっぱりとした印象がありました。

店内の厳かな雰囲気と税抜きで1000円を切る価格、静かにゆっくりと食べられたということで、結果大満足でした。

メインはディナータイムのようです

この日は昼の訪問でしたが、首里天楼のメインは夜のようです。

たしかに、ランチ営業だけではお店を維持していくのはとうてい無理な造りでしたが。

ディナーは会席、コース、単品料理と目的に応じて選ぶことができるようです。

この日は一階での食事でしたが、二階には個室が、地下階と三階には大広間と、実はかなり大箱のお店です。

琉球舞踊や三線・島唄ライブも開催されているようですが、三階の大広間舞台のみで観覧可能で、観覧料金が別途800円かかるようです。

大広間を利用するほど大人数で行く機会もなさそうなので、三線ライブを見るなら「歌姫」になりそうです。

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琉球料理 首里天楼

  • すいてんろう
  • 住所:沖縄県那覇市牧志1-3-60
  • 営業時間:11:00〜17:00(ランチ)、17:00〜24:00(ディナー)
  • 定休日:年中無休
  • TEL:098-863-4091

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