うるま市宮城島のぬちまーす工場を見学した後に絶景の果報バンタにも行ってみた

見どころ

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ホテルの途中にあるぬちまーす 観光製塩ファクトリーに立ち寄ってみました。

ぬちまーすという塩は、おみやげとしても人気のようで、結構目にする機会がありました。

沖縄の言葉で「ぬち」(命)と「まーす」(塩)を組み合わせた商品名に、少なからず興味を持っていたのもありました。

工場以外にも施設が充実

ぬちまーす 観光製塩ファクトリーは工場見学のほか、塩の歴史を学べたり、直売所やレストランも併設されています。

特に塩の歴史は、子どもには夏休みの自由研究の格好のネタになるかと思っていたのですが、まったくと言っていいほど興味を持たず(笑)

自分で料理でもするようになれば、塩によって料理の味が変わる経験をして興味を持つのかもしれませんが、まだ枝豆に振りかけるもの、程度の認識だったのかもしれません。

ぬちまーすは海水からミネラル豊富な天然塩をつくっている、というくらいの予備知識はありました。

訪問前に、読谷村のGala青い海で海水からの塩づくりを体験しましたが、そこでは海水を煮詰めて作る方法だったので、同じようにつくられているものと思い込んでいました。

見たことのない塩の精製方法

こちらの工場では、常温瞬間空中結晶製塩法という、世界特許を取得した方法で製塩していました。


(外側からはうまく撮れなかったのでオフィシャルよりお借り)

言葉にすると非常に小難しい感じですが、工場内で海水を空中に噴霧し、そこに温風を当てることで塩の結晶化を図るというもの。

これにより、水分を蒸発させてつくる方法に比べ、失われるミネラルが少なくなるので、塩の中のミネラル含有量が多くなるということです。

この製法のおかげなんでしょうか、ぬちまーすはとてもきめ細かい塩で、かつ真っ白という表現がぴったりな白さが目につきます。

おそらくは瞬間脱水するので、塩同士が結合して粒が大きくなる時間がないのだと思われます。

それゆえなのか、ぬちまーすを容器から温かいものに直接ふりかけると、蒸気を吸い込んでしまい、容器内で固まりやすく。

そのため我が家では、一度小皿に必要な分だけ出しておき、小皿から塩を振りかけるようにしています。


この方法を取るようになってからは、容器内で塩が固まってしまう現象が防げるようになりました。

絶景の果報バンタにも

ぬちまーす 観光製塩ファクトリーを見学後、駐車場から歩いていける果報(かふう)バンタにも行ってみました。

果報とは沖縄の言葉で「崖」を意味するそうで、その名の通り、100m以上の切り立った崖からエメラルドグリーンの太平洋を見ることができます。

ぬちまーすで購入した塩アイスを食べながら、コンクリートの遊歩道を歩くこと数分、断崖絶壁の果報バンタに到着。


柵があるので、子ども連れでも安心して行けるスポットです。

パワースポットという話もありますが、マイナスイオンが多く発生しているような気はしました(まさに気のせいかもしれませんが・・・)

ぬちまーす 観光製塩ファクトリー

  • 住所:沖縄県うるま市与那城宮城2768
  • 営業時間:9:00〜17:00
  • 定休日:無休
  • TEL:098-983-1140

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